夏の風物詩、宇治川の鵜飼が7月1日から始まりました。二人の女性鵜匠を中心に、手綱さばきも鮮やかな匠の技を披露します。迫力満点の鵜飼をぜひご覧ください!
宇治川の鵜飼は平安時代にはすでに行われていたと言われています。一度は衰退しましたが現在の鵜飼は大正15年に再興し、宇治の夏の風物詩となっています。
鵜飼の鵜は、渡り鳥で「ウミウ」という種類です。鵜匠は、捕獲された野生のウミウを鵜飼が出来るように訓練します。鋭いくちばしと爪を持つ鵜を鵜匠が愛情を込めて育て、鵜飼の時には、追い綱と呼ばれる鵜をつなぐ紐を通じて鵜と繋がります。宇治には3名の鵜匠が在籍しており、内2人の女性の鵜匠が活躍しています。伝統的な装束で鵜飼を行い、夏の鵜飼シーズンにはもちろんのこと、シーズン以外の時も鵜の世話をしています。宇治川では、鵜匠は6羽の鵜を操り鵜飼を行うということです
宇治川の鵜飼いは9月30日まで、乗合船の観覧料金は大人ひとり2000円、受付は午後5時から、乗船場所は京都府立宇治公園・中の島喜撰橋畔です。
詳しい内容につきましては宇治市観光協会 電話0774-23-3334まで、または公式ホームページをご覧ください。
なおコロナ禍の影響などで営業内容が変更になっている場合もありますのでお出かけの際はホームページなどでご確認いただきますようお願いいたします。
今回は「宇治川の鵜飼」をご紹介いたしました。