今日は舞鶴市から丹後のもみじ寺「金剛院」の青もみじをご紹介します。
赤レンガパークがあります東舞鶴の街中から、車でおよそ15分。山に抱かれて佇む金剛院は、三島由紀夫の『金閣寺』にも登場する名刹です。境内のいたるところに植えられたもみじは、樹齢数百年から数十年の木まで約数千本もあり、中でも江戸時代に細川幽斎が作った庭と共に植樹した楓が有名で、「丹後のもみじ寺」としても親しまれています。特にオススメなのが、お隣にある鹿原公園からの眺めです。三重の塔は平安時代の白河天皇の勅願で建立され、室町時代に再建されたものだそうです。境内を埋め尽くすように萌える新緑に、どっしりと構える三重の塔が浮かび上がります。そして、ぜひ拝観していただきたいのが、守り伝えられてきた宝の数々を安置する宝物殿。中でも鎌倉時代の超有名仏師・快慶の作と伝わる2つの仏像は必見です!周囲を睨みつける力強い姿と、脈打つ血管さえ表現した高度な技術に圧倒されます。
関西花の寺3番札所「金剛院」の拝観料は300円、宝物殿の拝観は500円でこちらは事前にお申し込みが必要です。
なおコロナ禍などにより内容が変更になっている場合がありますので、おでかけの際は電話などでご確認下さい
「海の京都★情報ボックス」今回は舞鶴市の「金剛院」をご紹介しました。