9/3は、高齢者支援課の大塚友加有さんにスタジオにお越しいただき、「世界アルツハイマー月間」の取り組みについてお話を伺いました。
1994年「国際アルツハイマー病協会」(ADI)は、世界保健機関(WHO)と共同で毎年9月21日を「世界アルツハイマーデー」と制定、9月を「世界アルツハイマー月間」と定め、認知症の啓蒙を実施しています。
認知症の主な症状としては、直前の行動を忘れてしまう、覚えていた人や物の名前が思い出せなくなるといった「記憶障害」、自分のいる場所や状況、年月日、周囲の人間との関係性などがわからなくなる「見当識障害」、料理の手順がわからない、服のコーディネートができなくなる、善悪の区別ができなくなるといった「判断能力の低下」などがあります。
30代の若い人が発症することもありますが、食生活の改善や運動によって、脳を健康な状態に保つことが予防につながるそうです。
市では、認知症のご家族が交流し、つながる場として毎月「認知症介護家族のつどい」を開催しています。
今月は14日(火)西図書館にて13時30分~15時00分まで。申込は不要ですので、お気軽にお越しくださいとおっしゃっていました。
9/13(月)からは田辺城と赤れんが5号棟を認知症支援のイメージカラーであるオレンジにライトアップ。図書館や市役所でも啓発コーナーを設けたり、FMまいづるの番組「Premium Kyoto」月曜日にて、4週にわたって認知症コーナーを放送されます。
認知症は特別な病気ではなく、誰でもなり得るもの。正しく理解し、さりげない支援ができる人が増えることで、認知症になっても自分らしく笑顔で暮らせるまちにしたいとおっしゃっていました。