「田んぼが終わったら、落花生や。」田植えの後の5月中旬に落花生の種まき、夏には熱を持った砂地の畑で猛暑と闘いながらの草取りと土寄せ、そして稲の収穫後に空いた稲木へ落花生を天日干しにします。
四分の三世紀生きてきました、と飄々と語られる由里さんですが、こと落花生栽培にかけての想いは人一倍熱い方。
稲木干の後はさやを取り外して天日干し、更にさやから実を取り出して天日干し。日の光を十分に充てた落花生を、じっくり低温で手炒りして仕上げた「舞鶴特産落花生」は驚くほどこくがあって、甘みがあります。
由里さんの指導を受けて、落花生栽培を始めた農林課の森下さんと坂本さんが初めて収穫し、塩で炒った落花生をお土産に持ってきてくださいました! もちろん美味しく、すぐになくなってしまいました。