11/11(金)ななこちゃったラジオ、ゲストは舞鶴市消防本部予防課 予防係長の鍋師誠さんにお越しいただきました。
119番にちなんで11/9から「消しましょう その火その時 その場所で」を全国統一標語に実施中の秋季火災予防運動。
火災からいのちを守る3つの習慣と4つの対策をお話しいただきました。
<3つの習慣>
■寝たばこは、絶対やめる
■ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する
■ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す
<4つの対策>
■逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する
■寝具、衣類およびカーテンからの火災を防ぐために防炎品を使用する
■火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器等を設置する
■お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる
昨年、全国で発生した火災は約39000件、死者は約1500人(舞鶴は17件、死者1人)だったそうです。住宅火災における死者のうち、高齢者は7割とのこと。ストーブやコンロを使い、火が燃え移りやすいセーターを着る冬場は特に火災が多いので気をつけてほしいとおっしゃっていました。
すべての住宅に設置が義務づけられている火災警報器も、早期避難に役立ちますが、電池が切れていないか点検をしてみてくださいね。住宅用火災警報器はホームセンターなどで手に入り、簡単に取り付けることができます。
万が一火災が発生した場合、火の元を確認し、消化器や水で消化する。火が天井に達してしまったら、とにかく逃げて119番に連絡してほしいとのことです。通帳などの大事なものを持って逃げようと集めているうちに逃げ遅れたり、取りに戻って亡くなるケースが多いそう。まずは自分のいのちを守ってほしいとおっしゃっていました。
消化器の使い方がわからない場合、東消防署内の防災センターにて教えてもらえるそうです。