9/23は、舞鶴引揚記念館より学芸員の長嶺睦さん、萩田小百合さんにゲストにお越しいただきました。
多くの引揚者をあたたかくお迎えした「引き揚げのまち」舞鶴市。
戦後77年が経ち、薄れゆく引揚の史実と、再び繰り返してはならない戦争の悲惨さを後世に語りつぎ、平和への願いを発信する機会として毎年「平和祈念式典」を開催しています。
今年は10月8日(土)14時から、引揚記念公園にて。
どなたでも参加できます。
15時~16時までは学生語り部が引揚記念館内にて館内案内やクロの紙芝居などの語り部活動を行います。この日は入館料が無料になりますのでぜひご覧いただき、温かく見守ってほしいとおっしゃっていました。
また、舞鶴市では引き揚げやシベリア抑留の史実と引揚者を博愛の精神をもって迎え入れたまちの歴史を次世代へ継承するとともに平和に対する意識の高揚を図ることを目的に10月7日を「舞鶴引き揚げの日」として制定されました。
引き揚げ第1船「雲仙丸」が西港に10月7日に入港したことにちなんでいるそうです。
10/7(金)まで市役所ロビーにおいて特別展示が行われているほか、この日の小中学校の給食には「引き揚げの日給食」が出る予定です。
そして12/9(金)には、シベリア抑留をテーマに、運命に翻弄されながら再会を願い続けた2人の11年に及ぶ愛の実話を基にした感動巨編映画「ラーゲリより愛を込めて」が公開になりますのでお楽しみに。