令和5年2月5日投開票の舞鶴市長選で現職の多々見市長を大差で破り、初当選を果たした鴨田秋津新市長は、令和5年2月20日午前9時、黒の自家用車で市庁舎エントランスに初登庁しました。市庁舎前では出迎えた市職員や30分程度前から集まっていた多くの市民に大歓迎を受けました。市職員と集まった市民を前に就任の挨拶を行い、早速、市庁舎に入り公務に着手しました。
鴨田秋津市長就任後初の定例記者会見は、就任当日午後3時30分から開催され、複数の在阪局のテレビカメラも入る中、市政にあたる思いを語り、早速、令和5年度の予算についても説明を行いました。山積する舞鶴の諸課題を前に、だれもが住み続けられる循環型の街の再生に向け、次世代への投資、市長給与の削減など掲げた公約は必ず達成すると市長就任の決意を強く語りました。新体制人事については表明を控えましたが、令和5年の予算編成については、5億円にのぼる赤れんがパークへの予算計上の見直しや次期舞鶴市総合計画の見直しについても言及しました。また、市議会については与党と野党という区別を作ること自体が良くない、全ての議員や会派は是々非々で建設的な議論をすることが重要だと、これまでの議会体質脱却の必要性を主張しました。また、舞鶴の医療改革や赤れんがパーク事業については、先ずは庁舎内で十分な調査を行った上で方針を決定するとしました。およそ3億円の予算が必要と言われる給食費の無償化については、段階的にでも始めたいと公約の早期実現を明言しました。西舞鶴に計画されている中央図書館の建設については、進めて行く方針を示しました。(取材 FMまいづるジェネラルマネージャー 時岡)