海上保安庁が注意喚起 「閉鎖された海水浴場は危険」
遊泳中に溺れる事故が、各地で発生しています。海の波に揺られるのが楽しくて、ついついはしゃぎすぎてしまいますが、遊ぶ際は十分に注意が必要です。しかも、8月も下旬に入り、閉鎖される海水浴場も出てくる時期に入ります。
海上保安庁の公式Xアカウントでは「海で泳ぐ際は天候を確認のうえ、監視員等がいる開設されている海水浴場で泳ぎましょう! また、閉鎖された海水浴場は危険なので泳ぐのはやめましょう! 海の事故は #118番」と呼びかけています。
同庁の公式ホームページ(HP)でも、海水浴場に関する情報が掲載されています。HPでは「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、例年であれば、海水浴場として開設されている場所が開設を取りやめるケースが多くみられました」と説明。開設されていない海水浴場では、以下の懸念があるといいます。
・ライフセーバーや監視員等の未配置
・遊泳ネットの未配置により、クラゲ、サメをはじめとした危険な海洋生物との遭遇
・遊泳区域がブイで示されていないため、海岸地域で水上オートバイやそのほかウォーターアクティビティと遊泳者が混在
正式な海水浴場として整備されていなければ、助けを求めても誰もいなかったり、自然生物との遭遇などが懸念されたりするようです。また、水上オートバイなどの航行区域に迷い込んでしまうと大事故の危険も。HPでは「安全に海水浴を楽しむため、事前に海水浴場が存在する地方自治体のホームページ等で公開されている開設されている海水浴場に関する最新情報を入手し、遊泳区域の明示、ライフセーバーや監視員等が配置されている適切な安全管理が行われている海水浴場を選びましょう」と訴えています。
(引用元URL:https://nordot.app/1065773056508002914?c=768367547562557440)