豊かな水産資源に恵まれた京都の海で漁師になる…
次世代の漁業の担い手を育成する二年制の研修プログラムを受講できる「海の民学舎」。一年目は水産に関する基礎知識や府内各地の漁法を学び、二年目で研修先を決めて実地で経験を積み、漁業従事者への道を目指します。乱獲による漁獲量の激減を防ぎ、豊かな海を守り続ける資源管理型漁業についてなど、消費者である私たちには知りえない府内の漁業事情について、京都府水産事務所所長の山﨑さんにお話を伺いました。
「頑張っただけの見返りがある、やりがいがある」と漁師の世界を語る二期生の風間さん。一年間の研修を終え、来春から舞鶴の漁港で実地研修を始められるそうです。海と生きた年月の分だけ、逞しさを備えていく若手漁師のみなさんです。