【イブニングまいづる530】
2025.1.17のイブニングまいづる530は、阪神淡路大震災30年の節目にあたり、MBS毎日放送・報道情報局報道業務部の大牟田智佐子にさんにリモートでお話しを伺いました。
大牟田さんは当時テレビの地震記者で、1998年から12年間 ラジオ番組「ネットワーク1・17」のプロデユーサーを務められました。その後、兵庫県立大大学院減災復興政策研究科へ入学され、そのときの博士論文を基に「大災害とラジオ〜共感放送の可能性」を執筆されました。
番組では、災害報道に豊富な経験をお持ちの大牟田さんから、テレビとラジオの災害放送の違いや、とりわけラジオにおける災害報道は普段からリスナーとのつながりが大きいことから発災時、救援・復興時にもその双方向性が生かせるメディアであること、地域におけるコミュニティ放送局の役割などを伺いました。ポッドキャストでお聴きください。
パーソナリティ:坂根道子
※ 1/20(月)15:00〜(再放送:21:00)の「ななこちゃったラジオ」でも、リクエスト曲
「Tomorrow」(岡本真夜)、「満月の夕」(ソウルフラワー・ユニオン)を含め放送します。
■ 大災害とラジオ〜共感放送の可能性
•著者:大牟田智佐子
•ナカニシヤ出版 2024.1.31刊 249ページ •3,200円
•自身の番組のCue Sheetの分析、熊本地震の際のRKKラジオへのリスナーからのメール分析、
全国の民放局へのアンケート結果分析など、コミュニティ局にも共感を覚える内容がたくさんある。
•第48回井植文化賞(報道出版部門)受賞(三洋電機の創業者・井植歳男氏の遺産でつくった財団)
■ ネットワーク1・17
阪神淡路大震災の3ヶ月後の1995年4月15日スタートで現在も続く。
毎週日曜 17:15〜 23分番組、第61回(2023年度)ギャラクシー賞 報道活動部門奨励賞受賞
ポッドキャスト・YouTubeあり。 https://www.mbs1179.com/117/