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【FMまいづる77.5選挙ニュース(音声/動画)】任期満了に伴う1月29日告示、2月5日投開票の舞鶴市長選挙で、前市議会議員の鴨田秋津氏(41歳)が無所属での立候補を正式に表明、市長給与は30%カット、退職金も辞退し、舞鶴市の行財政改革と議会の信頼回復に取り組むと公約を表明(2023年1月13日)

番組名:FMまいづる77.5MHz 選挙報道
更新日:2023年01月13日

 

 任期満了に伴う 舞鶴市長選挙は、1月29日に告示、2月5日投開票を迎えます。候補者は、昨年11月10日に既に立候補を表明している現職の多々見良三(たたみりょうぞう)氏(72歳)に対し、新人で建材会社社長の森本隆(もりもとたかし)氏(50歳)が立候補を表明していましたが、今日1月13日に、前市議会議員の鴨田秋津(かもだあきつ)氏(41歳)が舞鶴市記者クラブで記者会見に臨み、無所属での立候補を正式に表明しました。これにより平成19年以来の3人以上の候補者による市長選挙となります。市長選挙の投票率は、平成19年が64.19%、平成23年が61.41%、平成27年が42.88%、平成31年が41.51%と下降傾向が続いており、市民の市政への関心の低さが課題となっています。

 4期目を目指す現職の多々見良三氏に対して、他の2候補はいずれも市政の刷新を強く訴えています。前市議会議員の鴨田氏は、1月10日に市議会に議員辞職願を提出し市議を辞職、市長選への立候補が報道されていました。鴨田氏は自身のSNSで今日の記者会見に向けて市議辞職の経緯や舞鶴をどのようにしたいかなどを説明するとしていました。鴨田氏は、昨年11月の市議選で2,416票の得票数で2位に900票以上の大差をつけトップ当選を果たしていました。

 今日の記者会見で鴨田氏は、「再選されたばかりの市議を辞職したことについては市民に対してお詫びをしたい」としました。しかし、市長選立候補に至った理由については、「児童買春・ポルノ禁止法違反の罪で2019年に舞鶴簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けながら、事実を公表せず市議会議員を続け、昨年11月の市議選で再選されていた鯛(たい)慶一(けいいち)前市議会議長の不祥事を上げ、舞鶴の政治への信頼が失墜し、議会改革が必要との市民の声を多く聴いている。また、議会は首長のイエスマンではいけないし、市政においては、FM中継局の問題やスポーツ協会の問題など市民の不信感も高まっている。議会と市政相互の不信感に対し一石を投じたい」としました。

 鴨田氏は、舞鶴市は抜本的な行財政改革が必要、市長になれば、「先ず、自ら身を切って給与を3割カット、2,000万円の退職金も受け取らない、子や孫が舞鶴に帰ってきたくなる「希望のある舞鶴」をつくりたい」としました。3人の立候補により市民の市長選への関心は高まると予想されますが、未来の舞鶴の当事者となる18歳以上の若者が市長選挙に対して、どのように興味を持つかが今後の焦点になりそうです。任期満了に伴う 舞鶴市長選挙は、1月29日に告示、2月5日投開票の予定です。

(2023年1月13日18:10放送 FMまいづる選挙ニュース)

 

鴨田秋津氏ブログ(選挙ドットコム)