減農薬、有機栽培など、できる限り安全で品質の高いお米を栽培し、「五百石」「山田錦」ほかの酒米品種も手掛けていらっしゃる株式会社 丹波西山の西山和人さんをお招きしました。ご兄弟で共同経営されています。
お米農家として、大量に発生する「もみ殻」の再利用、六次産業への参入、エコエネルギー活用による環境負荷の軽減を懸案していた西山さんが出会ったのが、「モミガライト」でした。もみ殻をすり潰して固形化した燃料です。広島県の因島まで足を運び、「モミガライト」製造機グラインドミルを導入、現在 製造販売を手掛けておられます。
「モミガライト」は長期保存が効き、火力が強い上に火持ちも良いなどいくつも利点があります。100パーセントもみ殻から出来ており、燃焼による汚染の心配もありません。
このほか、荒廃している地元の森林から針葉樹の間伐材を薪として、この「モミガライト」と併用して活用することで森の再生に役立てたり、二酸化ケイ素を含む「モミガライト」の灰を活用し土壌改良に役立てるなど、その活用法の可能性は広がります。
また今年1月に襲った京都府北部の豪雪によるビニールハウス倒壊の防止として、西山さんは「モミガライト」を無償提供されています。非常時用の備蓄燃料としても注目できます。
美味しく安全な農産物を生産し、できる限り環境に配慮した農業を目指す西山さん。
モミガライトの注文は、株式会社丹波西山へ。
〒623-0236 京都府綾部市小畑町原貝 59
電話 & FAX 0773-47-0576
Facebook:「株式会社 丹波西山」
福知山市のグリーンホームセンターでも販売されています。
また丹波西山の酒米でつくられた日本酒は、招徳酒造株式会社(京都市伏見区)で醸造され、シリーズ「花洛(からく)」という銘柄で販売されているそうです。