【番組企画趣旨／内容】　PDF資料ダウンロード
阪神淡路大震災、中越沖地震、東北大震災、熊本地震と大災害が発生する度に見直されるラジオ。災害時におけるファーストインフォーマーとしてラジオの役割は非常に重要であり、コミュニティ放送局は、大手のテレビ、ラジオでは扱わない生活に必要な災害情報を提供するメディアとしても認識されている。また、ラジオから流れる身近なパーソナリティの声や音楽は、避難所生活を送る被災者の心の拠り所にもなっている。
　しかし、コミュニティ放送局は規模が小さい故、局自身が被災するとその使命を果たすことが危うくなる。そういったときに頼りになるのは被災を免れた近くにあるコミュニティ放送局の人的、設備支援である。
　地域メディアネットワークに加盟する７つのコミュニティ放送局（ＦＭたんご、ＦＭまいづる、ＦＭいかる、RADIO MIX KYOTO、京都三条ラジオカフェ、ＦＭ８４５、ＦＭうじ）は、同じ京都府内ということで土地勘もあり、お互いに親近感もあるが災害時に備えて普段から局間の連携を作っておくことが重要である。
　この共同番組を放送することで、災害時にはラジオを聴くという習慣をリスナーに意識付け、また、災害時には７つの局が連携するという安心感を与えたい。
さらに、７局全部がインターネットサイマル放送を実施しており、コミュニティ放送を持たない府内の市町村にもラジオの重要性を発信していきたい。

【出演者】
ＦＭうじ　パーソナリティ　久保房郎（司会）
ＦＭいかる　総合制作課課長補佐、チーフディレクター　真下加奈子（進行アシスタント）
ＦＭたんご　局長　宮川 優
ＦＭまいづる　チーフディレクター　上田秀篤
RADIO MIX KYOTO　ディレクター・パーソナリティー　木村博美
京都三条ラジオカフェ　ミキサー・ディレクター　松下諒太
ＦＭ８４５　パーソナリティ　葛山知佳子

【ゲスト】
京都府広報課　報道担当　主事　長谷川裕晃